[絶版となっております]
急速に普及してきたマススペクトロメトリーですが、使い方にもデータの解析法にも混乱がみられます。この機械を知り尽くした著者らが、もっと使えるアイディア、秘伝のトラブルシューティングなど、かゆいところに手の届くコツを披露。理屈や理論を最小限に抑えた、マスマス活用のためのハンドブック！
目次

Ｉ章 サンプル調製
　1. LC-MSのためのタンパク質試料の調製法
　2. MALDI-TOF/MSのためのサンプル調製-ゲル内消化のコツと落とし穴
II章 不特定多数の未知のタンパク質を同定する
　1. MALDI-TOF/MS法
　2. プロテオーム解析におけるLCの最適化
　3. ナノＬＣ-MSのためのLCシステムの構築
　4. イオントラップMS
　5. Q-Tof型MS [ウォーターズ（旧マイクロマス社）製品のコツ]
6. Q-Tof型MS [アプライドバイオシステムズ社製品のコツ]]
III章 不特定多数の未知のタンパク質を定量する
　1. 定量的プロテオーム解析
IV章 特定のタンパク質を詳細に解析する
　1. リン酸化部位の解析（MALDI-TOF/MSとESI-イオントラップMSを中心に）
　2. リン酸化部位の解析（プレカーサースキャン法を中心に）
　3. 糖鎖修飾解析
　4. 変異タンパク質の解析
　5. タンパク質修飾の解析
V章 結果の解析−バイオインフォマティクス
　1. 大規模解析のためのPerlスクリプト入門
　2. 検索エンジンの限界とその解決法