本巻では，脊椎・脊髄の手術に必要な手術進入法を上位頚椎から腰仙椎まで局所解剖を含め解説．
また，脊椎・脊髄手術の基本となる手術手技—除圧法，固定法，移植骨採骨法，矯正法とinstrumentation手術，さらには周術期管理，使用器具，コンピュータ支援手術，マイクロサージャリー，内視鏡手術にいたるまでもれなく収載．脊椎外科医の基準書．

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目次

1章　手術のための局所解剖
　上位頚椎
　中下位頚椎
　　胸椎
　　胸腰移行部
　　　腰椎
　　　腰仙椎
2章　脊椎への進入法
　上位頚椎
　中下位頚椎
　上位胸椎
　中位胸椎
　　胸腰移行部
　　腰椎
　　腰仙椎
3章　脊椎手術の周術期管理
4章　脊椎の基本的手術手技と使用器具
　除圧法
　　前方除圧法
　　　上位頚椎部
　　　中下位頚椎部
　　　胸椎部
　　　腰椎部
　　後方除圧法
　　　椎弓切除術--頚椎
　　　椎弓切除術--胸・腰椎
　　　腰椎部開窓術
　　　腰椎部椎間孔部開放術
　　　椎弓形成術--頚椎
　　　椎弓形成術--胸・腰椎
　固定法
　　椎体間固定術
　　　前方進入椎体間固定術
　　　腰椎後方進入椎体間固定術（PLIF）
　　脊椎後方固定術（PF）
　　脊椎後側方固定術（PLF）
　　椎間関節固定術
　移植骨採骨法＝腸骨・腓骨
　矯正法とinstrumentation手術
　　適応
　　基本的概念
　　instrumentationとバイオメカニクス
　　基本手技
　　　後頭-頚椎／胸椎
　　　上位頚椎
　　　中下位頚椎
　　　胸椎
　　　腰椎
5章　脊椎のコンピュータ支援手術
6章　脊椎の最小侵襲手術
　頚椎部
　胸椎部
　腰椎部
7章　脊髄・馬尾の局所解剖
　脊髄
　円錐部
　馬尾
8章　脊髄手術の周術期管理
9章　脊髄の基本的手術手技と使用器具
　マイクロの基本
　硬膜・クモ膜の切開と縫合
　硬膜外腫瘍摘出手技
　髄内進入のアプローチ
　髄内操作
　　髄内腫瘍摘出手技
　 脊髄空洞症の手術手技
　　FMD
　　S-Sシャント術
　　S-Pシャント術
　脊髄動静脈奇形の手術手技
　脊髄係留症候群の手術手技
　脊髄髄膜瘤の手術手技