5 子ども虐待と関連する精神障害
子どもの心の診療シリーズ
本間博彰（宮城県子ども総合センター）／小野善郎（宮城県子ども総合センター）
齊藤万比古（国立国際医療センター国府台病院）
約270頁 写真・図・表：約50点
A5 並製・カバー付
定価
3,960 円 (本体3,600 円+税)
ISBN 978-4-521-73064-6
発売日 2008/11
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子ども虐待は，親の病理はもとより虐待を受けた子どもの心に刻まれる病理の多彩さから，子どもにかかわる臨床家にとって喫緊の大きな課題です．
本書では，わが国における子ども虐待の概要と，精神疾患との関連や治療，親への対応を含む事例への介入などについて，第一線の臨床家がわかりやすく解説しています．
目次
Ⅰ 子ども虐待の概要
1．子ども虐待の概念と定義
2．子ども虐待の疫学
3．子ども虐待の発達的影響
Ⅱ 子ども虐待と精神医学
1．被虐待児のアセスメント
A．多次元的評価
B．心理アセスメント
2．子ども虐待と関連する精神医学的診断
A．愛着障害
B．不安障害，気分障害
C．破壊的行動障害
D．パーソナリティ障害，自殺関連行動
3．治療
A．被虐待児の治療方法と治療構造
B．虐待によるトラウマの治療
C．長期的ケア
Ⅲ 子ども虐待の予防と介入
1．子ども虐待の早期発見
2．子ども虐待の通告と介入
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