[絶版となっております]

良いアルゴリズムとは信頼性が高く，一般性と応用性を備えている．ガイドラインや診断基準に基づくevidence-based medicineと，専門医の豊かな経験から語られるexperience-based medicine．この2つのEBMを駆使したアルゴリズムが，小児の特異性と，患児一人ひとりの病態を反映し，どんな場面でも効率よくデシジョンツリーを描きだす．
目次

1章　中枢神経系疾患
　(1)急性脳症・脳炎
　(2)化膿性髄膜炎
　(3)無菌性髄膜炎（ウイルス性髄膜炎）
　(4)熱性痙攣
　(5)無熱性痙攣
　(6)Guillain-Barre症候群・多発性硬化症
　(7)脳血管障害
　(8)脳腫瘍
　(9)ADEM
2章　呼吸器疾患
　(1)急性気管支炎・肺炎
　(2)肺膿瘍・膿胸
　(3)喘息性気管支炎・気管支喘息
　(4)急性細気管支炎
　(5)クループ症候群（ウイルス性クループ）
　(6)急性喉頭蓋炎
　(7)百日咳
　(8)気胸
　(9)急性発熱性発疹症
　(10)3か月未満児の発熱
3章　循環器疾患
　(1)感染性心内膜炎
　(2)先天性心疾患（チアノーゼ型）
　(3)先天性心疾患（非チアノーゼ型）
　(4)川崎病
　(5)急性心筋炎・心筋症
　(6)不整脈
4章　消化器疾患
　(1)感染性胃腸炎
　(2)急性虫垂炎
　(3)絞扼性イレウス
　(4)腸重積症
　(5)炎症性腸疾患
　(6)周期性嘔吐症
　(7)急性肝機能異常
5章　腎・尿路系疾患
　(1)急性腎炎
　(2)ネフローゼ症候群
　(3)急性腎盂腎炎・急性巣状細菌性腎炎
　(4)尿路感染症
6章　アレルギー性疾患
　(1)アナフィラキシー
　(2)じんま疹・急性湿疹
　(3)アレルギー性紫斑病
7章　代謝・内分泌疾患
　(1)低血糖症
　(2)アシドーシス
　(3)糖尿病
　(4)成長障害
　(5)甲状腺疾患
8章　血液疾患
　(1)急性貧血
　(2)出血傾向
　(3)血小板減少症
　(4)急性白血病
　(5)悪性固形腫瘍　
　(6)血球貪食症候群
　(7)周期性発熱症候群
9章　精神心理的疾患
　(1)摂食障害
　(2)広汎性発達障害
　(3)学習障害
　(4)自閉症
　(5)うつ病
　(6)ADHD
　(7)後天性脳損傷児と早期リハビリ
10章　境界疾患
　(1)急性陰嚢症
　(2)子どもの性行為感染症
　(3)婦人科危急疾患
　(4)急性中耳炎
　(5)副鼻腔炎
　(6)頭部外傷
　(7)腹部外傷
　(8)誤嚥（気道異物）
　(9)誤飲（薬物以外）
　(10)薬物中毒
　(11)溺水
　(12)熱中症
　(13)熱傷
　(14)咬傷・虫刺傷
　(15)重症皮膚・皮下組織化膿症
　(16)虐待
　(17)SIDS
　(18)ALTE
付表