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  • 精神科医療が目指すもの−変転と不易の五〇年 1009
精神科医療が目指すもの−変転と不易の五〇年
精神医学の知と技
吉松和哉(式場病院)
四六判 上製カバー付
316頁
定価 3,520 円 (本体3,200 円+税)
ISBN 978-4-521-73179-7
発売日 2009/10

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精神科医として50年をすごした著者が,精神医学の歴史や精神医学的考え方を通して,日本という国のありかたを問う一冊.第一部「自分の人生史と時代背景」では,精神科医療が時代の影響を強く受けることを実感として考察.また第二部の「精神の病をめぐって」の統合失調症の項では,夏目漱石の『こころ』をサブテキストに統合失調症論を展開するなど,著者独自の視点から「精神科医療」の過去・現在・未来を語る.
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  • 精神医学の知と技 精神症状の把握と理解
  • 精神医学の知と技 大脳疾患の精神医学
    目次
    第一部 自分の人生史と時代背景 
     精神科医になるまで
     精神科医の新人時代
     都立墨東病院神経科医長時代
     海上寮療養所院長時代
     東京都精神医学総合研究所時代
     信州大学教授時代
     大正大学大学院時代
     式場病院院長時代
    第二部 精神の病をめぐって
     統合失調症について
     うつ病および躁うつ病について
     性格学的視点の重要性および「てんかん」について
     神経症圏の心の病について
     人格障害について
     発達障害という概念をめぐって
     心身問題、そして心脳問題について 
    <巻末付録>年表 日本近代化のあゆみ

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