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  • 言語聴覚士のための呼吸ケアとリハビリテーション 1033
言語聴覚士のための呼吸ケアとリハビリテーション
呼吸ケアとリハビリテーションシリーズ
編著:石川 朗(札幌医科大学)
野原幹司(大阪大学)
B5判 並製
160頁 写真・図・表:約200点
定価 3,080 円 (本体2,800 円+税)
ISBN 978-4-521-73199-5
発売日 2010/02
品切れ

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[絶版となっております/この書籍には新版があります]

呼吸ケア・リハビリテーションは包括的チーム医療で行うといわれて久しい.臨床での呼吸ケアの需要は確実に高くなっており,現場のケアレベルの向上が急務の課題となっている.本書は,言語聴覚士のための呼吸ケアの入門書として,呼吸ケアの基本事項だけでなく,言語聴覚士が行う摂食・嚥下障害患者に対する呼吸ケアのポイントを簡潔にまとめており,学生にも臨床スタッフにも役立つ1冊となっている.
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  • チームのための実践呼吸リハビリテーション

目次


1章 言語聴覚士が行う呼吸リハビリテーション
 1−1 呼吸リハビリテーション
  はじめに—リハビリテーションとは
  呼吸リハビリテーションとは
  言語聴覚士と呼吸リハビリテーション
  言語聴覚士が行う呼吸リハビリテーションの特徴
 1−2呼吸リハビリテーションのニーズ
 1−3 発話と呼吸
  発話と呼吸の関係
  発話と呼吸リハビリテーション
 1−4 嚥下と呼吸
  嚥下と呼吸の関係/嚥下時の呼吸
 1−5誤嚥性肺疾患
  誤嚥性肺疾患の分類
  誤嚥性肺炎の診断
 1−6 誤嚥性肺疾患とリハビリテーション
  誤嚥性肺炎発症のバランス
  発症のバランスから考える誤嚥性肺炎の予防
 1−7 チーム医療
  呼吸リハビリテーションのチーム
  呼吸リハビリテーションチームにおける言語聴覚士の役割
2章 呼吸ケアのための基礎知識
 2−1 呼吸不全とは
  呼吸不全の定義と基準/呼吸困難(息切れ)
 2−2 呼吸器の構造
  胸郭と呼吸筋
  気道と肺
 2−3 肺機能
  肺気量分画
  %肺活量・1秒率・%1秒量
 2−4 動脈血液ガス
  分圧とは
  動脈血液ガスからわかること
  ガス交換障害
 2−5 血液・生化学的検査
  CRP
  内臓蛋白
 2−6 画像所見
  胸部単純X線検査
  コンピュータ断層撮影(CT)検査
 2−7 薬物治療
  気管支拡張薬
  去痰薬
  鎮咳薬
  呼吸促進薬
  ステロイド薬
  抗アレルギー薬
  強心薬
 2−8 酸素療法・在宅酸素療法
  酸素投与方法
  在宅酸素療法
 2−9 人工呼吸器
  人工呼吸器とは
  なぜ人工呼吸器が必要なのか
  換気不全
  従量式と従圧式
  酸素化障害
  換気経路の種類
  在宅人工呼吸療法(HMV)
 2−10 呼吸器疾患・障害
  COPD(慢性閉塞性肺疾患)
  間質性肺炎(肺線維症)
  気管支喘息
  肺結核後遺症(陳旧性肺結核)
  誤嚥性肺炎
  神経筋疾患(ALS,DMD)
3章 呼吸リハビリテーション
 3−1 呼吸リハビリテーションの概要
  定義と概念
  呼吸リハビリテーションの対象者
  呼吸リハビリテーションの進め方
  呼吸リハビリテーションの目的と効果・EBM
 3−2 呼吸リハビリテーションチームの構成と役割
 3−3 カンファレンス
 3−4 患者指導
  呼吸器疾患の基礎知識
  自己管理と日常生活指導
  薬物に関する指導
  栄養に関する指導
  心理的サポート
 3−5 環境整備
  環境整備のポイント
  一般的な住環境整備
  HOT患者の住環境整備
  HMV患者の住環境整備
 3−6 在宅プログラムとフォローアップ
  継続のポイント
 3−7 包括的呼吸リハビリテーションプログラムの実際
  6週間呼吸リハビリテーションプログラム
  2週間入院プログラム+訪問看護
4章 呼吸理学療法
 4−1 呼吸理学療法とは
  呼吸リハビリテーションと呼吸理学療法
  呼吸理学療法の進め方
 4−2 評価
  医療面接・フィジカルアセスメント
  運動耐容能・ADLとQOL・その他の検査と測定
  ICFによる呼吸障害の捉え方
 4−3 基本手技:コンディショニング
  リラクセーション
  呼吸法/呼吸練習
  胸郭可動域トレーニング
  排痰法(気道クリアランス法)
 4−4 運動療法
  運動療法の概念
  運動処方とFITT
  四肢体幹筋力トレーニング
  筋力トレーニング
  全身持久力トレーニング
  呼吸筋トレーニング/ながいき呼吸体操
 4−5 ADLトレーニング
  ADLにおける呼吸困難
  入浴動作における呼吸困難と対応
  ADLトレーニングのポイント
 4−6 在宅プログラム(フォローアップへ移行)
  運動療法の簡素化/外来での運動療法
5章 言語聴覚士が行う呼吸リハビリテーションの実際
 5−1 摂食・嚥下障害に対する呼吸リハビリテーションの特徴
  誤嚥性肺疾患予防のための呼吸リハビリテーション
  口から食べ続けるための呼吸リハビリテーション
 5−2 呼吸の評価
  視診
  触診
  聴診
 5−3 誤嚥・誤嚥性肺疾患予防のための呼吸理学療法
  深呼吸
  呼吸のコントロール
  咳嗽訓練
  胸郭可動域トレーニング
 5−4 誤嚥時の対処法—誤嚥を肺炎につなげないために
  呼吸理学療法からのアプローチ
  口腔ケアからのアプローチ
  薬剤・ワクチンからのアプローチ
 5−5 窒息時の対応
  窒息の原因となる食物
  窒息物の確認
  固形物の窒息
  流動物の窒息
 5−6 呼吸リハビリテーションの実際
  呼吸が浅く誤嚥性肺疾患を呈していた症例
  唾液の不顕性誤嚥を呈していた症例
  不顕性誤嚥の症例

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